こんにちは、RIN CAMPです。今回はDIYで大活躍してくれるトリマーテーブルについて書こうと思います。
自分がDIY用に購入したトリマーの力を飛躍的に伸ばしてくれるトリマーテーブルは作って良かったと思っているので、トリマーを使用している人やトリマーの購入を考えている人の参考になれば嬉しいです。
トリマーとは
まず初めに、トリマーとは何かから説明します。
トリマーとは電動工具の1つで、イメージとしては大工さんがよく使うのが丸鋸で、家具職人さんがよく使うのがトリマーといった感じでしょうか。
トリマーが出来ることは主に下記になります。
トリマーでできること
・面取り
・溝掘り
・型取り
面取り
ホームセンターなどで木材を購入してDIYをするとき、ほとんどの木材は面取りされていないかと思います。
そこでトリマーを使用すると、簡単に綺麗な面取りができてDIY作品の出来栄えがグッと上がります。
面取りしてるか、してないかで見た目がガラッと変わります!
また、トリマーの先端の刃にも色々な種類があるので、家具などでよくみる面取りの形を自分で試してみるのも楽しいです。
溝掘り
DIYで溝掘りというと、ピンとこない人もいるかも知れません。
分かりやすい例で言うと、カラーボックスを組み立てる際に底板を溝に沿ってスッと差し込む、あの溝の加工ができるのがトリマーです。
引き出し用にボックスをDIYで組み立てる時などに便利だと思います。
型取り
トリマーは型取りもできてしまいます。「ならい加工」と言います。
例えば、板厚の大きい木材を曲線の入ったデザインで加工するのは大変だと思います。
そんな時トリマーなら、まず薄くて加工のしやすいベニヤ板を使って、やりたいデザインに加工します。
加工したベニヤ板を板厚の大きい木材に重ねてトリマーでなぞるだけで簡単に思い通りの加工ができます。
購入したトリマー
自分が購入したトリマーは京セラのMTR-42です。
購入を決めたポイントは以下の通りです。
・手頃な価格
・ビットの調節のしやすさ
・スイッチの安全性
まず価格ですが、数あるトリマーの中で安心できるメーカーに絞った時、約1万円という価格は比較的安い方でした。
また、ビット(先端の刃)の調整のしやすさも最高だと思いました。
なぜビットの調整のしやすさを重視するのかと言うと、ビットの調整具合が作品の出来に直結するからです。
例えば、3mmの溝を掘りたいのに調整を失敗して2mmの溝を掘ってしまうと思った作品が作れなくなってしまいます。
実際の調整方法ですが、本体の黒いベルト部分を回転させることでビット高さを上下に調整できます。1mm単位の調整も問題なくできるので、とても使いやすいです。
ちなみに、ビット高さを確認する時にスコヤは必需品です。
トリマーテーブル作成
トリマーテーブルとは、作業台に下からトリマーを固定してビットのみが作業台に飛び出しているテーブルです。
トリマーテーブルの良い点は下記になります。
この2点に尽きると思います。
自分は、まだまだDIY初心者なので今回は簡単でシンブルな構造のトリマーテーブルを作成しました。
それでは、実際にトリマーテーブルの作り方です。
まずは、作業台にビットが突き出る用の穴を明けます。
ビット用の穴の中心からビットが突き出ると想定してトリマーのベースを取り付ける用の穴を開けます。
穴明け作業にはマキタのインパクトを使用していますが、使い勝手最高です。
穴の間隔はトリマーの種類によって違うと思いますので、自分のトリマーの穴位置を確認してから開けるようにしてください。
穴明け作業が終わったら、明けた穴を利用して作業台の下からトリマーを取り付けます。
ベースプレートの取り付けには、今回はM4x20のネジを使用しました。
最後に、ガイドをビスで固定して完成です。
加工の幅を広げるために、ガイドの方にも切り欠きをしました。
今回、ガイドは2×4材を使用しましたが、2×4材は微妙に面取りされているのでガイドにはあまり向かないかもと後で気づきました。笑
さいごに
今回は、簡単ですぐに作成できるトリマーテーブルを作成しました。
実際に始めて作ってみて、色々と改良点が必要なことが分かりました。
今度は、もう少し手を加えて更に使いやすいトリマーテーブルの作成を目指そうと思います。
理想のトリマーテーブルには、まだまだ遠かったです。。笑
ただ、それほど正確な加工が必要なければ使えるレベルだと思うので、しばらくは今回のトリマーテーブルを使っていくことになりそうです。笑
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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